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就農経緯


  ◆就農経緯

 
 
まだ私(直樹)が、近畿地方で働いていた頃、仕事に疑問を感じながらも悶々と生活するなかで、気分転換になればと思った妻が農業体験を勧めてきました。
そこで、レストラン経営をしている親戚にお願いし、店に野菜を卸している農家さんのところに
農業体験をさせてもらえるように取り計らってもらいました。

 農業体験当日、全く気乗りしない私は親戚と妻の手前、農業体験に行かないわけにはいかないので、重い足取りでその農家さんのところへ向かいました。
しかし、そこには今まで経験したことがない驚くべき世界が広がっていました。
ただ草引きをしただけでしたが、こんな世界が世の中にあるのかというぐらい、
私にとっては桃源郷のような世界でした。
農作業に惹かれたというよりは、その農家さんの人柄やライフスタイルといったものに惹かれ、
私もこういう人間になりたいと強く感じ、農の道へ進もうと決意しました。

ただ、農業を始めようと思ったものの、何を作るかが一番の課題でした。
体験させてもらった農家さんのように野菜を作っても、
近いうちに生計を立てられる自信はありませんでした。
特に当時の私は野菜が嫌いだったので、嫌いなもので商売ができるとは思えませんでした。

 そんなとき、妻が一冊の本を買いました。
妻の故郷、宮崎で葡萄栽培をしている農家さんのビジネス本でした。
妻は宮崎で農業をしようと私に思って欲しくて勧めたようですが、
私は場所よりも葡萄栽培自体に興味を持ちました。
このビジネス本の著者の考え方、価値観に共感することが多く、何より私が好きな果物
葡萄なら生計が立てられるのではないかと確信のようなものがありました。

 ひとまず就農前に住んでいた大阪から近い、葡萄の産地である岡山での就農を目指して
就農場所をいくつか妻と探しましたが、仕事を辞める決心を固められるような場所には行き着きませんでした。
そこで私は、母の実家がある山口で探してみたところ、ここ周南市にたどり着きました。
就農するにあたっては、栽培技術等の習得のために始まった研修制度を利用して
先進農家の元で技術を習得した後、農園を始める予定でした。
研修先の当時組合長をしていた先生のご助力もあって、研修中に周南市で
数年前から廃園になっていた農園を確保することができました。

 研修修了後、たくさんの人たちに支えられながら2014年4月に廃園となっていた農園で
私達は「葡萄畑ふくじろう」をスタートさせました。

 



葡萄畑ふくじろう
〒745-0402 山口県周南市金峰東中原2594
E-mail nazuna05(あっと)ccsnet.ne.jp
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